最近は、靴磨き・お手入れに特化した書籍が出版される等、靴磨きがポピュラーになってきたように感じます。
自分に身の回りのあるものをメンテナンスしながら大事に使い続けることは大切だと思います。
靴磨き・お手入れに興味を持った人が道具を揃えようとネットや東急ハンズで検索すると、お手入れグッズの種類の多さに圧倒されます。
靴磨きセットは非推奨
ネットで調べると、靴磨きセットをよく見かけます。セットには、シュークリーム、馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、ステインリムーバー、靴磨きクロス等、靴磨きグッズが取り揃えられています。
特に男性は、(自分も含めて)形から入ることが多いです。モノだけいろいろ揃えたけれど、結局習慣化できずに続かないことも考えられます。
また、セットには、馬毛ブラシ、豚毛ブラシ、化繊ブラシ等、たくさんのブラシが入っていますが、簡易な小さいものが多いです。実際に使うときには、その小ささから使い勝手が悪いです。
靴磨き・お手入れをこれから始めようとする方が、まず揃えておくべきグッズは3つです。
まずは、最低限必要な3つのグッズだけ揃えて、歯磨きや入浴のように、靴磨きが毎日の習慣にストレスなくできるかどうか、数週間試してからでも遅くはありません。
必要な3つのグッズ
シューツリー
1日履いた靴の型崩れを直してくれる重要なグッズです。値段はピンキリですが、安いものでは2000円台からあります。
ライフバリューのシューツリーは、クセのない形であること、安価であること、抗菌作用があるといわれるレッドシダー製であることから、初めてのシューツリーとしておすすめです。
シューツリーを入れるタイミングは、大きく分けて、型崩れを速やかに直すため靴を脱いだ直後に入れる派と、靴内部の湿気が抜けた翌日に入れる派の2つがあるようです。しかし、これから靴磨き・お手入れを始める人はあまり気にせず、自分にとって負担のないタイミングでシューツリーを入れればよいと思います。
馬毛ブラシ
靴に付いたホコリを取るためのブラシです。小さいサイズだと手に持ちにくくブラシをかけづらいことから大きめのブラシを選ぶことがポイントです。
こちらも価格はピンキリですが、毎日使うものであること、そうそう買い替えることのないグッズであることを考えると、自分の靴磨き・お手入れに対するモチベーション維持のためにも、ちょっと良いものを選ぶといいかもしれません。SANOHATAブラシは側面にくぼみがあり持ちやすく、使い勝手がよいです。
靴磨きクロス
手にはめて磨けるグローブタイプがおすすめです。馬毛ブラシでホコリを払った後、靴磨きクロスで乾拭きすると、1日履いて汚れた靴の表情が復活します。
さっと使えるためグローブタイプがおすすめです。
他のグッズは今のところ不要
汚れ落としのリムーバーや、補色や栄養補給のためのシュークリームは、初めてのお手入れの段階では不要だと思います。
シューツリーを入れる→馬毛ブラシでホコリを払う→靴磨きクロスで乾拭きする。この3つの動作をやっても1分もかかりません。習慣化できるかどうかがカギです。
毎日お手入れをしている靴と、お手入れしていない靴と見比べたときの差は歴然です。靴磨き・お手入れを習慣化できるかどうか、まずは3つのグッズを使って試行してみることをおすすめします。
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