スーツ用の靴下は長いものが定番とされています。
スーツスタイルでは、肌の露出は厳禁です。足を組んだ時や座ってズボンの裾がずり上がったとき、すね毛が除くことはNGです。清潔感などあったものではありません。
男から見ても汚らしいと思うのですから、女性から見たら完全にNGでしょう。
そんなこともあり、スーツスタイルでは、ロングホーズのソックスが定番とされています。
ロングホーズソックスとは?
ハイソックスよりも長く、膝下までの長さのソックスのことをロングホーズソックスと呼びます。ロングホーズソックスの利点を挙げてみます。
ずり下がりにくい
ハイソックスでは、ふくらはぎの最も太い辺りまでの長さしかなく、歩いているうちにずり下がってしまいがちです。ずり下がった靴下を直す仕草はNGです。
ロングホーズでは、ふくらはぎの最も太い部位よりも長く、ひざ下まであるため、ずり下がりにくいです。そのため、1日のうちで、ずり下がった靴下を直す必要もありません。
スーツが傷みにくい
スーツの寿命は、クリーニングの回数に大きく影響を受けます。クリーニングはスーツにダメージを与えるため、なるべく頻度を少なくしたほうが良いです。
とはいえ、汗を吸ったスーツをずっと着るわけにはいきません。そんな時、ロングホーズソックスならば、肌とスーツが直接触れることを防ぎ、汗を吸ってくれるため、スーツの汚れを抑えてくれます。
なお、スーツを着るときは、下着もステテコのような膝辺りまで長さのあるものを着ると、膝より上の下半身の汗を吸収し、スーツの汚れを抑えるためおすすめです。ステテコについては後日記事にしたいと思います。
一方、ロングホーズソックスにはデメリットがあります。
ズボンがずり上がる
特にふくらはぎが太い人の場合、ロングホーズソックスとズボンの摩擦により、ズボンがずり上がってしまいがちです。特に座っている姿勢から立つときに顕著です。
特に、最近の流行りである細身のスーツでは、ズボンも細身のため、その傾向があります。
そもそも、ロングホーズのソックスが売っていない
スーツスタイルの定番であると言いつつも、ロングホーズを置いている店はそんなに多くありません。
HALISON(ハリソン)のロングホーズソックス
そんな中、HALISON(ハリソン)という日本のソックス専門メーカーでは、スタンダードな良質なソックスを販売しています。
「HALISON」 は 知る人ぞ知る 靴下の老舗ブランド。
1966年の発売以来、多くのトラッド専門店、登山専門店で、高品質なソックス専門ブランドとしてお取り扱いいただき、ご愛顧賜っております。とりわけ、ハリソンの代名詞とも言えるアーガイルソックスは、永年にわたり数多くのファンの皆様から愛され続けてきました。最近では、紳士の身だしなみに欠かせないロングホーズが、履き心地の良さで大人気です。
近年、そのクォリティの高さが認められ、高感度なスペシャリティストアにも、靴下のOEM供給を行っています。
私は、平日のスーツスタイルのときは、HALISON(ハリソン)のロングホーズソックスを愛用しています。
ハリソンのソックスは、とにかく丈夫です。
通常のソックスでは、かかと辺りが薄くなり、最終的には穴が開いて寿命を迎えることが多いと思います。
しかし、ハリソンのソックスは非常に丈夫で、週1回程度の頻度で2年程履いていてもかかと辺りが薄くなりません。むしろ洗濯と乾燥を繰り返して色褪せたため、見た目の問題で交換しようと思うほどです。
靴下の値段だけを見ると高いと思われがちですが、買い替えの頻度が少ないことを考えると、むしろコスパが良いです。
また、HALISON(ハリソン)は、鎌倉シャツとコラボしたロングホーズソックスを提供しています。
http://shop.shirt.co.jp/shop/pages/halisonsox_m.aspx
いままでロングホーズソックスを履いたことがない方は、ぜひ一度試してみることををおすすめします。
・スーツ用の靴下はロングホーズソックス
・日本のメーカーであるハリソンがおすすめ
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